2009年07月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

2009年06月30日

ようやく。。。

ようやく今月の締め切りを乗り越えました。
今月は左手のアクシデントがあったり(ほぼ完治)、足を痛めたり(まもなく完治?)、もう治ったのですが頭痛がひどかった日も続き、長く長く感じた一ヶ月でした。しかし、早いもので今年も半分過ぎ去ろうとしています。時間の流れはとてつもなく早いか、延々と長く感じるものですね。

今週末放送のブックレビューの収録は、先週のうちに早々と終えました。合評も盛り上がって楽しかったですが、特集の山田詠美さんの新刊「学問」たいへん面白かったです。自分の子ども時代のころを思い出すと、驚くほど覚えていることと、全く記憶から欠落している部分があります。「学問」は自分の中から欠落し、無意識に編集してしまった思い出が文字として目の前にあらわれている、という気がしました。
山田さんの「書く事」についてのお話も興味深かったです。

7月はブックの収録がないので、今月は仕事本は封印して(完全には出来ないけど)、別のジャンルの本に挑戦したいと思います。

2009年06月23日

痛いこと。

先週は生まれて初めて左手が腱鞘炎になってしまい、しばし左手をお休みさせるため、パソコンを使った執筆はやめていました。わたしは右利きなので、なぜ左手が?と思ったのですが、利き手ではないからこそ、よけいな力を入れてしまっていることがあるらしいです。
執筆は手書きで行えましたが、日常生活において当たり前のように使っている左手が使えない不自由さを痛感しました。ドアの開け閉めがあんなに力が要ることだとは知らなかった。。。
全然左手が使えないのではなく、動かすと痛いから休ませている、そのことをすっかり忘れて、右手のフォローをするように自然と左手を動かしてしまい、そのたび「痛い!」と左手の腱鞘炎を思い出しました。

休ませた甲斐あって、左手の症状は改善してきました。しかしタイトルの「痛いこと」はそれだけでは終りません。
交差点を渡っている最中に、隣を追い抜こうとする若者(男)がガラガラひくカート鞄がわたしの左足を激突。思わず「痛い!」と声に出てしまったけど、若者はまったく気付かない。イヤフォンでなにやら聴いているようだ。。。ムッとして視線で訴えるように思わずじっと見たら目が合って、「。。。なんでこの人見てんだろう」とでもいいたそうな不思議そうな表情を若者は浮かべていました。
ぶつけた感覚がなきゃ、交差点で見知らぬ人の顔をじっと見るほうが変だと思われるでしょうね、この場合。
幸いたいしたことはなかったのですけどね。

上記の痛いことが起こる前は、左腕を何箇所も集中して虫に刺されて、かゆくてたまらなかった。。。かゆみはすっかり治まった今もまだほんのりさされた痕の赤みが残っています。

何の結びつきもない、全部からだの左側に起こった災難でした。

閑話休題。

前回の『美脚連』の件では、いろんな方からメールやメッセージをいただきまして、ありがとうございます。こういう企画にこれまでほとんど縁はないし、普段なら気後れして楽しく乗っかれないと思うのですけど、今回はお祭りに参加するような気分でやっています。多聞氏主宰のパーティーに遊びに行くつもりが、急に舞台に引っ張り出された、という感じでしょうか。

普段脚本の打ち合わせの時、煮詰まってくると世間話したり、最近知ったこととか話したりしています。無駄な話というのは楽しいのですが、ふと「あれ、仕事の話を全然してないぞ!」と思って焦ります。でもこういう世間話をしている中に、いろんなアイデアが埋まっていることも多いので、合理的にアイデアだけを引っ張り出そうとする打ち合わせではなく、ゆるーくまわり道をしながら、アイデアを探す。多聞氏にはそういう柔軟性を教えてもらった、と感謝しています。
打ち合わせの最中に「女性脚本家3人で『美脚連』ってどう?」なんて言われたときも、冗談かと思って笑って聞き流していたら、気付けば歌う曲は用意され、スチール撮影日は決まっていたりして驚きました。その反面、楽しみながらアイデアを実現するってすごいなぁ、と他人事のように感心しておりました。

そういうことで(どういうことかちゃんと伝わっているのか不安ですけど)、この夏はサマーパーティーに参加します。よかったら遊びに来てくださいませ。

2009年06月15日

朝から美脚連。

今朝起きたら携帯にメール着信が何件か。ほとんどが母からだった。

「スポニチにでてる」
「びっくり。歌だすんやろ^^」

あわてて新聞読みました。思った以上に大きな記事でこちらもびっくりです。
娘から何も聞かされておらず、新聞で知った母はもっと驚いたことでしょう。。。

冒険好きの多聞氏が仕掛けたことで、実は昨年の今頃からひそかに結成?していたユニットです。

「ところで、この名前はなんて読んだらええの?びぃ。。。?」 (びきゃくれん)と読むのです、わが母よ。

しかし本当に赤坂BLITZで歌っていいものなのか。。。いまだに信じられないんですけどね。

2009年06月07日

1Q84

村上春樹著「1Q84」昨夜読み終えました。
1日から読み始めて最初はのんびり読んでいたのですが、1巻の半ばからスピードアップし、2巻に入ってからなるべくゆっくり読もうとして、途中であえて仮眠をとったりしました。この時間を終わらせたくない!と。。。まだ感想は整理しきれていません。読書中は不思議な浮遊感に包まれ、基本的には幸福な気分でした。
わたしは村上春樹さんの本をそれほど読んでいるわけではないのですが、「1Q84」はわたしにとって特別な作品だと思います。とりあえずそのことを記しておきます。

あ、10日森博嗣さんの「少し変わった子あります」の文庫本が出ます。解説を書かせていただきました。

2009年05月28日

学ぶ姿勢。

東京は雨です。締め切りの只中、窓の外を眺めながら、まもなくやってくる梅雨のことを思います。
ここ数日、ちょっと疲れてしまっているようです。急激な季節の変化に体も精神ともについていけないのかもしれません。

先週のブックレビューでは、北方謙三さんにお話を伺いました。会話はキャッチボールに例えられる事がありますが、北方さんはこちらがどんな玉を投げても受け止めて、こちらが受け取りやすい玉を投げ返してくださる、そんな方です。作品と同じような深い優しさを感じました。
一つ右の席に移動してからのブックレビュー、2回目を終えての感想。
わたしの出演は一年間で十回(多分十回だと思います)。前年の四十四回に比べれば読む本の量も減りましたが、別のプレッシャーと責任が生まれて、本の読み方もまた変化してきました。より深く、より精密に、という感じでしょうか。特に収録前日はゲストの方々のことや本についてあれこれ考えてしまい中々眠れません。まだまだ足りないところだらけだと思いますが、一回一回、自分なりに務めていこうと思います。

それにしても月日が過ぎるのは早いです。もう5月も終ります。
読書はあれこれと交錯しながら進めています。
先日は高校時代の恩師が「生涯学習のクラスで『源氏物語』を教えているからいらっしゃい」とお誘いを受けて見学に行きました。十数年ぶりの恩師の授業。。。懐かしかったです。いらしている生徒さんは、リタイアした恩師よりもお年を召した方々ばかりで、最高齢の方がたしか85歳とか。みなさんの熱心に学ぶ姿勢に励まされ、わたしも頑張らなければと思いました。ちなみに授業は「若紫」の回でした。

さてと、執筆に戻ります。皆さんもどうぞお体大事に。

2009年05月19日

すっかり間があきました。

すっかり間が空いてすみません。

ところで日曜日に十数年ぶりになる種類の仕事(!)をしました。しかけは多聞氏です。そのうち発表します。
その後、急に具合が悪くなり、家に帰ってご飯も食べずに寝込んでいました。
こんなに寝たのは久しぶり、というくらいに寝て、今朝起きたら、大分回復していました。
風邪の前兆だったようです。そして映画の試写会へ。
これが大変面白かったので、元気になりました。われながら単純ですが。

今週はブックレビューの収録があります。特集ゲストは北方謙三さん。北方さんの曽祖父をモデルにした小説「望郷の道」。北方流の仕事、そして家族、周囲の人々に対する視線の厳しさと優しさがたっぷりと描かれていて、読み終わるのがもったいないような作品です。お目にかかるのはこれで三度目ですが、がっぷりお話をうかがうのは初めてなので、緊張します。でも楽しみでもあります。お勧めの3冊も、これまた面白い。

源氏物語、読み始めています。あとは夏目漱石の「こころ」(何年ぶりだろう。。。)並行してマックスヴェーバー「プロテスタンティズムの論理と資本主義の精神」。。。正直難しくてやめようかと思うときもあるのだけど、時々ハッとさせられる文章に出会ったり、仕事に対する意識の持ち方をあらためて考えさせられるところがあります。「仕事は使命でもあり、試練でもある。」読んでそんなことを思いました。佐藤正午さん「豚を盗む」森絵都さん「永遠の出口」も面白く読みました。

角田光代さんの「薄闇シルエット」の解説も脱稿し、次は光丘真理さんの書き下ろし小説「星空のした、君と手をつなぐ」の解説を執筆する予定です。これは光丘さんの「コスモス」シリーズの最新刊に当たる作品。上記に書いた「永遠の出口」もそうですが、思春期の少女の心の動きを繊細に描いていて、読んでいると当時の自分に戻ります。。。胸がきゅーんとしめつけられて、息苦しかったあの頃。。。自分の子ども時代を回想すると、当時の自分をわが子のように感じたりしますね。

話があちこちにいっちゃいました。あ、もう体はほぼ回復しました。

2009年05月06日

今日放送です。

大型連休、いかがお過ごしでしょうか。明日からお仕事の方、まだお休みの方もどうかお体大事に。

さて、本日「にっぽん原風景紀行」の後編放送です。今日は夜9時から。
先週は、自分の発言やら動きに恥ずかしくなりました。あまりに「素」すぎます。。。作ったにぎり墨、家においてありますよ。
今週は拍車をかけて素のわたしになっていると思われます。。。桜は大変綺麗ですのでよかったら見てね。

寒くなったり暖かくなったりで、気温差が激しいですね。でも一雨くると新緑の香りが濃くなるようで、嬉しいです。先日は鈍ったからだにカツを入れようと、久しぶりにサイクリングしました。風を受けて自転車を走らせると気持ちいい季節です。帰ってきたら、うがい手洗いは忘れずに。

2009年04月28日

明日放送です。

明日BSジャパンにて「にっぽん原風景紀行」放送です。時間は夜8時〜。ちなみに来週の水曜日もありますので、大型連休の最中「どこに行きません」という方、奈良の絶景の桜をご覧になるにはぴったりです。もちろん旅先でも見ていただけると幸いです。ちなみにわたしは連休、家で仕事です。懐かしい、奈良の桜。。。

ブックレビューの出演が月に一度になり、読書生活はすこしばかりゆったりとしてきました。
四月一回目の特大号でお話ししましたがこれまで源氏物語を読んだ事がなかったので、先日から読み始めました。まだまだ先は長いですが。
今までのように「この日までに読まなければならない本」というものも減ったので、今は好きな本を好きな時間に読み、仕事ではなく自分自身の課題として読もうと思う本は時間を作って読んでいます。

以前角田光代さんの「薄闇シルエット」の書評を共同通信で書きましたが、このたび文庫化することになり、その解説をあらたに書かせていただくことになりました。同じ本の書評を二度書くのは初めてのことです。あらためて本を読み直していますが、以前より主人公の心が沁みるなぁ。。。本の登場人物は年をとらないけど、わたしは時間に逆らえませんので、そういうことも関係しているんでしょうね。

もうちょっと締め切りと闘ってきます。取り急ぎご報告まで。


2009年04月17日

告知など。

東京はここ数日、初夏みたいに暑い。木々の緑が若く、美しく、眩しいです。

新年度メイン司会としての初ブックレビュー収録、無事終りました。
ブックレビューは台本にある決まった言葉と、全くのフリートークがあるのですけど、昨年度まで自分が言っていた決めの台詞を思わず言いそうになったり、逆に自分の台詞ではないと黙ってしまい、しばらく間が空いて「あ、ここはわたしが言うところだった」とあわてて台詞を言ったりしました。体に刷り込まれているようですね。。。
ベストセラーレビューは、順位の読み上げを聞く立場になって「これってずいぶん長いんだぁ」と思ったりしました。こないだまで読み上げていた時は、そんな風に感じなかったのですけどね。
18日放送です。

同じく18日は午後からラジオ生出演します。NHKラジオ第一「かんさい土曜ほっとタイム」という番組です。番組は午後1時5分から。わたしは2時台からの出演です。仕事のお話や、故郷関西のことなど話す予定です。

忘れないうちの告知でした。

大型連休前で締め切りが早まっています。さっさと書かなければ。。。

2009年04月12日

奈良。

東京の桜はすっかり散ってしまったようです。早いなぁ。

ところで、先週は桜満開の奈良に行っていました。
こんな感じ。

sakura1.JPG
思わず「おぉ」と声が出る迫力でした。

お次。奈良といえばこちら。

wakakusa.JPG

若草山の絶景。

奈良といえば、もうひとつ。「後ろ、あと横にも」

Look%20behind%21.JPG

しかせんべいが狙われています。。。このあとせんべいを求める鹿にひざの裏を甘噛みされました。とはいっても結構痛い。。。

最後にこちら。

shikamikuji.JPG

鹿みくじです。木彫りの鹿がおみくじをくわえているのが何ともかわいい。

今回の奈良出張の模様は、今月末のテレビで放映します。BSジャパン「にっぽん原風景紀行」という番組です。またあらためてお知らせしますね。

この旅にもいつもどおり本を持っていったけど、眠くて眠くて全然読めず。。。なぜならば花粉症を再び発症してしまったから。東京では一旦落ち着いたのですが、奈良ではすぐそこに杉の木立があったもので。。。
薬もまったく効かず、合間を見て眠ることで症状が治まるのを待ちました。花粉症の時って寝ているときしか平和になれないものですから。。。

東京に戻って症状が治まるのを待ち、一番最初に向かったのは本屋さん。並ぶ本どれもが面白そうでたまらない。。。空腹の時にどんなメニューも美味しそうに感じるのと同じかもしれませんね。本で両手がふさがり「こんな重たくては持って帰れない。。。」と半分以上を元の位置に戻しました。とりあえず4冊ほど買い求め、だれも見ていなければスキップしていただろうはずむ気持ちで本屋を出ました。その足でカフェに立ち寄りパラパラと買ったばかりの本を眺めていました。コーヒーと本のある風景。わたしにとって至福の時です。好きな本を好きなだけ買える大人になってよかった、と心から思います。
考えてみたら家には積ん読、未読本が山のようにあって、どれも読むつもりで買ってあるのに、それを読まずに新刊を買ってどうするんだ、と自分へ突っ込みをいれたくもなるのですけどね。

でもこれだけ本があれば楽しみは尽きないなぁ、と楽天的に考えています。